カナダ移民ニュース2017年中にあった10の変更点

こんにちは!カナダ移民コンサルタントのたんばです。

みなさん、良い年末年始を過ごされましたでしょうか。今年もどうぞよろしくお願い致します。
さて、2018年第一回目の投稿は昨年度のカナダの移民に関するニュースのまとめから始めたいと思います。

 

1月 配偶者・パートナーのプロセス期間が国外、国内ともに最長12ヶ月に!

これはぎりぎり2016年の末のニュースでした。単に移民局の実行の伴わない公約だったわけではなく、実際のプロセス期間も短縮されてきています。不備のない申請の多くは8〜11ヶ月で審査が完了したという報告が入っています。

 

3月 アトランティック・イミグレーション・パイロット(AIPP)発足! 

州による移民プログラムからの申請は近年著しく増加しています。AIPPは国とカナダ東部4州による共同プログラムです。新移民の大多数はトロント、モントリオール、バンクーバー、カルガリーに移住しますが、ポテンシャルの高いアトランティック地域にももっと移民を増やそう、というイニシアチブでAIPPは発足しました。果たしてこのプログラムはアトランティックカナダの労働人口減少を止める救世主となるのでしょうか。

 

4月 配偶者とパートナーの条件付き永住権(conditional PR)の条件撤廃!

それ以前は結婚関係、またはコモンローの関係が成立して2年以内、かつ子供のいないカップルが、ファミリークラススポンサーシップを申請する場合、スポンサーされる申請者が永住権取得後の2年間はスポンサーと同居をすることが条件となっていました。今となっては撤廃された条件ですが、個人の事情やカップルの生活スタイルなどが配慮されず、子供のいないカップルというだけで不公平な扱いを受ける、問題の多い条件でした。

 

5月 Dependent Childrenの年齢が21歳へ!(適用は10月)

申請者の19〜21歳の未婚の子供を帯同家族として申請に含めることが出来るようになりました。それ以前は19歳未満でしたが、実はそのさらに前は今と同じ22歳未満でした。細かい変更は毎週のようにある移民法、移民局ポリシーですが、申請においてかなり重要な項目も数年後には変わる…というのがカナダの移民システムです。

 

6月 市民権法改正①国内居住要件が5年中の3年へ短縮!(適用は10月)

以前の6年中4年からの変更です。

 

6月 市民権法改正②一時滞在者の居住期間も換算できるように!(適用は10月)

永住権者となる前に一時滞在者としてカナダに居住した期間について、1日を半日として計算し最大365日までを居住期間の資格を満たすための日数としてカウントすることができるようになりました。

 

6月 Express Entry ①フランス語話者へのボーナスポイント!

フランス語話者を増やしたいのはケベックだけではありません。カナダは国としても、フランコフォン・イミグレーションを促進しています。この変更はその具体的な例と言えます。

 

6月 Express Entry②カナディアンの兄弟姉妹がいる申請者へのボーナスポイント!

申請者にカナダ在住のカナダ国籍、永住者がいる場合、ポイントが加算されるようになりました。ファミリークラスにおいては、通常兄弟姉妹はスポンサーできる対象にはなりません。しかしこの配慮により、カナダ市民、永住者が兄弟姉妹と再統合するチャンスが少し増えたのではないでしょうか。

 

2017年 Express Entry③プログラム限定の抽選が増加!

今後もフェデラルスキルトレード(FST)は年に2回程度、プログラム限定の抽選があれば、このカテゴリの申請者も増えるのではないでしょうか。

 

11月 Multi-year Immigration Plan発表!

2018年から2020年の3年間にかけて、合計100万人の移民を受け入れる政府のプランが発表されました。政府が目標とする新永住者の数は2018年-31万人、2019年-33万人、2020年-34万人となっています。
カナダが毎年受け入れる移民の数の話をする時、今までは25万人というのが一般的でした。過去2年は難民申請の増加もあって年間受入数30万人を超えていますが、2020年の34万人というのは果たして達成が可能なのでしょうか。

 

2018年もカナダの移民に関するニュースからは目が離せません!