今年も残すところあとわずかとなり、2018年を振り返っての様々なランキングが発表される時期となりました。
昨年の同時期にこのブログでもシェアさせていただきましたCanadian Business に掲載のCanada’s Best Jobs 2017についての記事：カナダで好景気の職業は？ Canada’s Best Jobs 2017はたくさんの方にご覧いただき好評でしたので、今年も同じランキングをご紹介したいと思います。評価の基準は昨年と同様、『給与』『過去5年間の賃金上昇率』『職業人口の成長率』です。
もちろん、こういったランキングや給与額に関係なく、「好きな仕事」「やりがいのある仕事」がその人にとってベストの職業ではありますが、学校を卒業したばかりでこれからキャリアを積んでいかれる方や、転職を目指している方には、こういった指標も参考になります。
“Canada’s Best Jobs 2018: The Top 25 Jobs in Canada“
- Utilities Manager (↑5位)
- Engineering Manager (↑51位)
- Pipefitting Supervisor (↑4位)
- Pharmacist (↑11位)
- Public Administration Director (↓1位)
- Health Care Manager (↑62位)
- Business Executive (new)
- Banking and Credit Manager (↑42位)
- Veterinarian (↑45位)
- Marketing and Public Relations Manager (↑41位)
- Air Traffic Controller (new)
- Statistician or Actuary (↑73位)
- Dentist (new)
- Pilot and Flight Instructor (↑23位)
- Audiologist and Speech-Language Pathologist (↑47位)
- Telecommunications Manager (↓6位)
- Mining and Quarrying Supervisor (↑24位)
- Specialized Engineer (↓15位)
- Computer System Manager (↑38位)
- Construction Manager (↑25位)
- Aerospace Engineer (↓14位)
- Economic Development Director (↓8位)
- Software Engineer (↓20位)
- Head Nurse and Medical Supervisor (↑36位)
- Scientific Research Manager (↑28位)
Canadian Business, September 5, 2018 “Canada’s Best Jobs 2018: The Top 25 Jobs in Canada“
結果は、昨年も5位と高く評価されたUtilities Manager が今年の1位でした。水道、電気、ガスなどの公益施設での管理職で、年俸の中間値は$114,000です。4位のPharmacist (=薬剤師)は安定した人気と需要がある職種です。昨年9位だった弁護士はTop 100圏外となり、弁護士の供給過多と言われる昨今を反映しているかのような結果です。医療系職種はその他に、Health Care Manager, Veterinarian, Dentist などがランク入りしています。技術系職種、IT系職種は今年も安定した人気です。
あなたの職種のカナダにおける将来の展望はいかがでしょう？同ランキングを100位まで網羅した、同じくCanadian Businessの記事 “Canada’s Best Jobs 2018: The Top 100 Jobs“もカナダ永住を目指す方の参考になると思いますので、興味のある方はどうぞ！