TCF Canada 連邦政府移民プログラムで使用可に

フランス語能力試験のTCF(Test de connaissance du français) pour le Canada (TCF Canadaとも表記されます)が、カナダ政府連邦移民局(IRCC)で申請者のフランス語能力を証明するための試験として新たに認可されました。

TCF Canada は、IRCCが認めるフランス語試験としては、それまで唯一認められていたTEF Canada (Test d’évaluation du français)に続いて、二つ目となります。

これにより、エクスプレスエントリー経由での、フェデラルスキルドワーカープログラムカナディアンエクスペリエンスクラスからカナダ永住権申請を行う申請者は、TCF Canadaの結果を言語能力の証明として提出することが可能となりました。

現在、IRCCが認可する言語能力試験としては、英語の場合IELTS: International English Language Testing System のGeneral Training, CELPIP: Canadian English Language Proficiency Index Program – General Test の二種類があります。

カナダの公用語は英語とフランス語の二つで、国家レベルでは両言語が平等に扱われることとされています。言語スキルの項目で、英語能力をベースに連邦移民プログラムの申請を行う場合、フランス語能力の証明は必須ではありません(一定のレベルのフランス語能力もあればプラスにはなります)。逆に、両言語が連邦政府の管轄では平等であるため、フランス語スキルが高く英語スキルが弱い(ない)申請者でも、フランス語能力をベースに申請を行うこともできます(この場合も一定の英語スキルを証明できればプラスになります)。

近年、カナダ政府は国内で唯一フランス語のみを公用語とする州、ケベック州外にもフランス語話者を増やそうとする試みが積極的に行われています。