ケベック州永住権ーレギュラースキルドワーカーの動向

ケベック州の移民プログラムについてはこのところ話題が豊富です。現地ニュースで連日報道されている、PEQのルール改訂については、各方面から激しい反発を受けたことを受けて、ケベック州政府―移民省大臣が、これを中断することを発表し、事態が収束するに至りました。この件についてはケベック移民局の具体的な対応策が発表された後、当サイトでも記事を投稿する予定です。

PEQの混乱とは反対に、ケベック・レギュラースキルドワーカー・プログラムについては、昨年のケベック州総選挙での政権交代後、今年の夏から徐々に申請者に招待(Invitation)が届いています。

ケベックスキルドワーカーの過去1年

 

以下、当社調べによるInvitation を受け取る候補者の傾向です。

候補者プロフィールのうち特に重視される項目

  • 現在ケベック州内でワークパーミットを所持し就労中(雇用主指定、ワーキングホリデー等)
  • その雇用主(または別の雇用主)が永久雇用オファーを申請し取得済(LMIAとは異なり取得の敷居は低い)
より好条件となるプロフィール
  • 年齢―35歳以下(他の条件が良ければ38歳程度までチャンスは有り)
  • フランス語のスキルが高ければ高いほど有利
    特に会話と聴き取りで中上級レベルを公式テストなどで証明出来るとさらに有利(会話と聴き取りほどは考慮されないものの、読み書きのスキルもあればプラス)
  • 学歴が高ければ高いほど有利
  • 専攻がケベック州の労働市場での需要が高い分野であればさらに有利
  • IELTS Generalで各スコアが5.0以上

フランス語は絶対条件ではない!

フランス語のスキルはケベック州へ移民するうえで実際に重要となる要素ではありますが、このプログラムにおいて、フランス語の項目へのカットオフスコア(必要最低点)は現時点で設けられていません。フランス語スキルがあればウェートは大きい要素であることは間違いありませんが、他の条件が良い候補者の場合、フランス語スキルなしにInvitationを受け取ることも可能です。

ケベック・スキルドワーカー・プログラムの詳細

お問い合わせ

上記【特に重視される項目】の条件を満たされる方は、ケベック州での永住権取得の可能性があります。弊社ではカナダ政府移民局、およびケベック政府移民局より正式に認可を受けた移民コンサルタントが、ケベックスキルドワーカー・プログラムの代理申請を承っております。詳細はお問い合わせください。