セカンダリースクールの学生ビザで就労は可能?

学生ビザを取得し政府認定の教育機関で就学中の学生は、 就労許可なしに働くことが可能(ESL/FSLプログラム の学生は除く)ですが、セカンダリースクールの場合はどうでしょう。

日本では16歳〜18歳くらいの高校生がアルバイトをすることは、割と一般的ですね。セカンダリースクールも例えばオンタリオ州では5年間-グレード12の学生は卒業時には21歳になります。このくらいの年齢にもなれば、夏休みにお小遣い稼ぎにアルバイトをしたくなる気持ちも理解できます。

留学生がキャンパス外で働くための条件

学生が就労を許可される条件は以下の通りです。

  • 有効な学生ビザを持っていること
  • 政府指定校 (DLI) でフルタイムの学生として就学中であること
  • すでに就学期間が始まっていること
  • 6ヶ月以上の、degree, diploma, certificate を取得できるプログラムであること
  • SIN (社会保障番号) を取得していること

しかし、以下の場合は就労が許可されていません。

  • 英語、またはフランス語 (ESL/FSL)を学ぶ語学留学の場合
  • 一般教養、趣味に分類されるコース、他のプログラムへの準備コースを受講の場合
  • 交換留学生、訪問学生でカナダの受け入れ校からの学位 (degree)が授与されない学生の場合

セカンダリースクールは政府指定校、でも…?

カナダ移民法により、全てのプライマリースクールとセカンダリースクールは自動的に政府指定校 (DLI)とみなされます。

セカンダリースクールの卒業証書はSecondary School “Diploma” と考えれば、一見留学生が働ける条件を満たすようにも思えます。

では、実際のところはどうなのでしょう。

就労はポスト・セカンダリーレベルの留学生のみ

移民法規約 186条の条項により、就労はポスト・セカンダリーレベルで就学中の留学生にのみ許可されており、セカンダリースクールで就学中の留学生には認められていません。

186. A foreign national may work in Canada without a work perm

(省略)

(v)if they are the holder of a study permit and

(省略)

(ii) the program in which they are enrolled is a post-secondary academic, vocational or professional training program, or a vocational training program at the secondary level offered in Quebec, in each case, of a duration of six months or more that leads to a degree, diploma or certificate, and

出典: Immigration and Refugee Protection Regulations

ただしケベック州の職業訓練プログラムで就学中の場合は、セカンダリーレベルではありますが、留学生による就労が認められています。

一般的な「高校留学」をされる学生に就労は許可されていませんので、ご注意ください。